蜂の子の基礎知識

ドラッグストアで販売されている、蜂の子サプリの特徴

身近な場所で手に入る蜂の子関連の商品といえば、ドラッグストアで販売されている蜂の子のサプリメントです。
ただしサプリメントは目的によって、使用されている蜂の子の種類も、その他の配合成分も変わってきます。

そこでドラッグストアで販売されている蜂の子サプリメントの種類や特徴についてまとめてみました。

ミツバチの蜂の子粉末を使用している

蜂の子といえば地蜂と呼ばれるクロスズメバチの幼虫を指すのが一般的ですが、この蜂の子は食用とすることが多く、サプリメントではミツバチの幼虫を使用するのが一般的となっています。

ミツバチの蜂の子と、地蜂の蜂の子の違い

ミツバチとスズメバチの蜂の子の違いは、成分の違いです。
ミツバチは花粉やハチミツを与えられて育つため、体内に還元糖が4%程度含まれています。
また蜂の子の主要な成分にはタンパク質がありますが、タンパク質含有量は肉食である一部のスズメバチの蜂の子の方が多いことがあります。

蜂の子の成分について

蜂の子の主要成分はタンパク質で、それを構成するアミノ酸には必須アミノ酸が多く含まれており、また旨みをもつグルタミン酸も豊富に含まれていることがわかっています。
また蜂の子に含まれるその他の成分には脂質、繊維、灰分があり、ビタミンの中ではビタミンAやD、ビタミンB1やCも含まれています。

ミツバチの蜂の子は上記のように甘味のある還元糖と、うまみを持つグルタミン酸が含まれているため味がよく食べやすくなっています。

蜂の子の種類にこだわったサプリメント

ミツバチの蜂の子を使用したサプリメントには、オスの蜂の子を使用しているものもあれば、将来女王蜂になる蜂の子を使用しているものもあります。

一般的に多いのはオスの蜂の子を使用したサプリメントです。
蜂関連製品で多いのがはちみつやローヤルゼリーですが、これらを作るのは主にメスの働き蜂で、オスの蜂は交尾以外では働かないためです。
そのためオスの蜂の子は養蜂場では副産物の扱いとなることがあり、サプリメントなどに利用されます。

女王蜂になる蜂の子のみを使用したサプリメントも

また蜂の子の種類にこだわったサプリメントには、将来女王蜂になる蜂の子を使用しているものがあります。

ミツバチは女王蜂と働き蜂からなる社会を形成する昆虫で、女王蜂になる幼虫は女王蜂を育てるための部屋で育てられます。

働き蜂になる幼虫と女王蜂になる幼虫とでは食べるものが異なり、働き蜂になる幼虫はハチミツや花粉などを食べて働き蜂へと成長していくのに対し、女王蜂の幼虫は働き蜂が分泌するローヤルゼリーを食べて女王蜂へと成長していきます。

特別なエサを与えられ、育てられる女王蜂

女王蜂は働き蜂に比べて体が1.5倍と大きく、寿命も20倍長く、卵を一日2,000個生めるという特徴があります。
この女王蜂らしい形や特徴を幼虫に与えるのが、ローヤルゼリーの中に2%程度含まれているロイヤラクチンと呼ばれる糖タンパク質だと言われています。

またローヤルゼリーを大量に与えられて育つ女王蜂の幼虫には、哺乳類が体で合成することができない、必須の水溶性ビタミンであるビオチンが豊富に含まれていることがわかっています。

上記のように女王蜂の蜂の子は働き蜂となる蜂の子とは異なる成分が含まれていることがあり、あえて女王蜂の蜂の子のみを使用するサプリメントがあります。

同じミツバチの蜂の子を使用したサプリにもさまざまな種類があり、使用する蜂の子の種類によって、あるいはその他の配合成分によっても得られる栄養素などは大きく変わります。
購入前にはしっかり内容を確認してみましょう。

[出典]
蜂の子の主な効果
https://www.surrex.com/organizations.html